5年が経ちました

7年間飼っていた金魚さんが天へと旅立ってから5年が経ちました。

毎年この時期が来ると、当時自分で書いたいくつかの文章を読み返したり、
金魚さんたちのための庭を彩ったりする日々を過ごすようにしています。

そしてこのブログにもそれを通じて感じたことなどを書いています。

ブログのいたるところに金魚さんたちがたくさんいるのも、
もちろんそうした金魚さんへの強い思い入れから来ています。

ごく普通に寿命で旅立つ形だったら、ここまでこの日に対して
強い思い入れを持ち続けることはなかったかもしれません。

その前年の12月に近所にいた野良猫に襲撃されて1匹が旅立ち、
そのときに受けた傷が癒えずにもう1匹の出目金さんも旅立ち、
傷ついて鱗が10数枚はがれながらも何とかその冬を乗り越えて、
いつもと同じように元気な姿を見せてくれた赤い金魚さんも
その傷が原因となって病気にかかり5年前の6月4日に旅立つなど、
2匹が旅立ってから心に穴が開いていたような状態だった自分に
短い春とはいえ元気な姿を見せてその穴を少しでも埋めてくれた、
そうしたこともあって思い入れが特に強くなっているのですよね。

とはいえ、当時書きなぐった文章などを読み返すことに対しては、
当然ながら気持ちが強く揺り動かされるため、この時期が近づくと、
大切な時間だとは思いながらも、毎年少し怖さも感じてたのですよね。

ただ、その後にはいつも「この時期を過ごして良かった」と思うのですが。

しかしながら、今年は不思議とそうした怖さは全く感じなかったのですよね。

その背景に昨年の秋から今年の2・3月ぐらいまでにかけて、
自分自身の体調と精神面がボロボロだったこともありますが、
同じく昨年の秋に庭の金魚草が枯れたこともあるのですよね。

金魚さんたちが旅立って以降、水槽のあった近くに花を置くことがあり、
最初のうちはマリーゴールドを買っていたのですがすぐに枯れるので、
「名前も似てるから次は金魚草にしようかな」と思って植えてみたら、
そこからすくすくと育ってどんどん巨大化していったのですよね。

もともと水槽のあった近くの庭に顔を出して手を合わせるのが、
旅立った日以来の自分にとっての毎日の日課になっていましたが、
金魚草の毎日の手入れも大事な行為の一つになっていたのですよね。

そうしたルーチンが金魚さんが水槽にいたときと同じ感覚を思い起こさせ、
水槽にはいないけども、繋がってるという意識を生んでくれてましたし。

そんな金魚草でしたが、もともと夏に弱く、昨年は猛暑だったので、
その強烈な蒸れによってずいぶんと弱ってしまったのでしょうね。

しかも自分の意思ではなかったのですが、普通の木と同じように、
元気がなくなったので葉をいったん落とすという手入れをした結果、
水を吸い上げることができなくなり、秋には枯れてしまいました。

金魚草は下に葉を残しながら上の葉を切らないといけないので、
すでに蒸れによるダメージで下の葉が落ちて上の葉しかない状態で、
上の葉を落としてしまうというのは完全に失敗だったのでしょうね。

ただ、株が弱っていたので上の葉を残した状態で置いていたとして、
秋から冬にかけてちゃんと復活できたかどうかは未知数だったのですが。

その枯れた金魚草は一応は3月の中旬ぐらいまでその場にありましたが、
その枯れてしまった金魚草と、精神も体調も壊れていく自分とが重なって、
まるで自分の姿がそこに映し出されてるかのように感じられたのですよね。

ただ、3月の最初にその地獄から抜け出して立ち直ろうとする中で、
「春になったら新しい金魚草を植えよう」というふうにも思っていて、
4月の頭に再び金魚草を購入してきて同じ場所に植えたのですよね。

金魚草さん(2017年4月4日撮影)
(金魚草:2017年4月4日撮影)

金魚さんたちが旅立って以降も、毎日庭に顔を出して手を合わせることで、
今も違う形ではあれ、ちゃんと繋がっているんだと思うことができましたが、
いつもこの時期を過ごすたびに、5年前のこのときに失ったものの大きさと、
金魚さんが水槽にいた頃との違いを痛感させられる思いもあったのですよね。

ただ、今年は金魚草が枯れて、今の繋がりの一部を失う経験を経たためか、
新たに金魚草を植えて、それが育つとともに自分も回復していくことで、
今の繋がりの持っている意義を再確認させられる思いもあったのですよね。

これまでは金魚さんが水槽にいた頃とその後という2つだけでしたが、
その後の繋がりに動きが出たことで感じたものがあったのでしょうね。

そうしたこともあって、今年は当時の文章などを読み返したとしても、
昨年までとは感じ方はいろいろと違ってくるのではと思ったのですが、
そこに触れた瞬間に突き動かされるところは変わらなかったですね。

今もいくつかの文章などに触れると、やはり大泣きしてしまうのですよね。

それはどうしてなんだろうと、今の繋がりの意義も再確認したはずなのにと、
もう当時と今との違いが映し出されることで崩れることはないはずなのにと、
そう感じたりもしたのですが、そのことで見えてきたこともあったのですよね。

自分が再確認した今の繋がりの意義だって、それは全て5年前のこの時期に
自分が感じたことだったり、冬を乗り越えて2ヶ月の春を再び届けてくれた
赤い金魚さんが見せた姿だったり、その日以降に悲しみの淵に落ち込みながら
もがき苦しみながら探してきた様々な新しい形だったりから始まってるわけで、
5年前のこの日とその前後の数ヶ月こそが今感じている繋がりの源流であって、
今を花とするなら、5年前のこの時期はその全ての種にあたる存在なわけで、
そこに触れることで心が強く揺り動かされないなんてはずがないのですよね。

金魚さんたちが水槽にいた頃とその後や今にあるのは単なる断絶などではなくて、
5年前のこの頃にあったことの全てが広がってきて今につながってきているんだと、
だから5年前にあったことや感じたことの価値や意義が揺らぐことはないんですよね。

昨年まではこの時期を過ごすことの意義がまだつかみ切れてない部分があって、
再び当時の悲しみに触れることで何かを感じて新しい1年を始める儀式のような、
あるいはあの頃の気持ちに帰ることで再び繋がりを再確認するための時間というか、
大切な時期だとはずっと感じていながらもどこか曖昧さを抱えていたのですよね。

ただ、今年は特に6月2日や3日に当時の文章などに触れて揺り動かされることで、
ここでしているのは今の自分の源流へと一度帰っていく旅のようなものなのだと、
そして悲しみに満たされた自身の感情の深い深いところまで一度潜っていってから、
金魚さんたちに届けるための花などを集めながら一気に明るい空のもとへ戻ってくる、
そしてそれを起点として新たな1年を過ごす、それがこの時間の本当の意義なのでしょうね。

だからこの時期に自分が再確認しているのは、金魚さんたちが水槽にいた頃と
今との違いなどではなく、5年前のこの日とその周辺にあったことの価値であり、
当時の深い感情に触れることでそれを自分の中に映し出しているのでしょうね。

金魚さんの庭(2017年6月4日撮影)
(金魚さんの庭:2017年6月4日撮影)

そして今年は金魚さんたちのための庭がこんなふうになりました!(*・ω・)

昨年は摘んでくる花の数がちょっと少なくてすき間ができたので、
今年はそうならないようにできるだけたくさん摘んだのですよね!

でもって、前日の夜までに摘んで6月4日の昼に庭を飾るので、
それまでにしおれないように花を水に浮かべておきましたし!

昨年までは買ってきた花も小さいビンに入れていたのですが、
どうしても小さいビンを庭に置くと風などで倒れがちなので、
「普通に花瓶にすればいいのでは」と花瓶に切り替えました!

花瓶だったら口も大きいので、たくさんの花も入れられますしね!
今年は花も4束買ってきたので、この5年の中で最も多いかもです!

今年は家にあった花瓶をそのままこちらに使ったのですが、
来年からは専用の花瓶を購入して使ってもいいかもですね!

今年は気合を入れたこともあって、昨年より豪華さが増しましたね!

金魚さんたちのお庭(2016年6月2日撮影)
(昨年の金魚さんの庭:2016年6月2日撮影)

昨年の撮影日が6月4日ではないのは、4日が旅行中だったからなのですよね;
そのため昨年だけはいろんな予定を前倒しする形で実行したのですよね。

金魚草さん(2017年6月4日撮影)
(金魚草:2017年6月4日撮影)

そして金魚草のほうは、庭に植えた4月の頃よりもちょっと育ちました!
5月に一度満開になって、ちょうどこの時期に2度目の満開を迎えてます!

今年は夏に弱らないように、適切な手入れをしてあげたいですね!
まだ小さいので、夏になってもそこまで蒸れずに済むとは思いますが!

金魚草(2016年5月5日撮影)
(昨年の金魚草:2016年5月5日撮影)

ちなみに昨年の5月はここまで大きく育っていたのですよね!
この時点ではまさかその年の秋に枯らせるなんて思ってなかったですし;

もちろん自分自身までボロボロになるなんてことも予想してなかったですね;

精神的にも体調面でも弱っていた時期に、精神的な支えの一つだった
金魚草が枯れた姿のままずっと庭にあったのもなかなか辛かったですね。

枯れたと断言できるわけでもないので、すぐ抜くわけにもいかず、
そもそもあれだけ頑張って咲いていた金魚草を抜くのも忍びなく、
ただただ自分もボロボロのまま枯れた姿を見るしかなかったですしね。

自分としてももう二度と金魚草の手入れのミスはしないでしょうし、
新しい金魚草は必ずや前の金魚草よりも長く咲かせてあげたいですね!

そして自分自身もまたこの金魚草とともに1日1日立ち直っていきたいですね!(*・ω・)

The Beach Boys - Be Still (1968)
スポンサーサイト

にほんブログ村 グルメブログ カップ麺・カップラーメンへ FC2 ブログランキング ブログランキングならblogram

テーマ : 金魚 | ジャンル : ペット

コメント

 

コメント

 
管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

Powered by FC2 Blog

FC2Ad

/ ある事件の記録ブログ版
Copyright © He can eat anything but himself! All Rights Reserved.