今日の一枚 (2013 5/20~6/7)

ちょっとバタバタしていて間が空いてしまいました。
今回はひさしぶりに90年代のバンドも出てきます。

5/20
Blind Melon "Soup" (1995-2nd)
[Alternative Rock / Grunge / Neo-Psychedelia]

これまでに何度も聴いてきているアルバムなので、
こちらであえて取り上げる予定はなかったのですが、
改めて聴くと発見があったのでここに載せてみました。

Blind Melonというと、Grateful Deadを基盤に
サザンロックやハードロックの硬質さを合わせ、
そこに陰のあるメロディを重ねるバンドですが、
2ndではそこから音楽性が広がっているのですよね。

で、その新たに取り入れた音楽性の大きな部分が
サイケフォークだと今さら気付いたのですよね。
フォークを取り入れてることはわかってたのですが。

これは最近The Incredible String Bandを
やたらと聴いていたことで気付けたものですね。

特に"Skinned"や"Walk"などの曲でその傾向が強いですね。

おかげでこのアルバムの良さにさらに気付けました。
何度も聴いていても見落としてることは多いのですね。

6/7
The Kinks "Something Else by The Kinks" (1967-5th)
[Rock / Baroque Pop / Psychedelic Pop]

前回紹介した"Village Green"の1つ前のアルバムです。

音楽的な方向性は次作の"Village Green"とかなり近いです。

次作ほど田園志向が強いわけではありませんが、
素朴なイギリスを感じさせる音楽性と言えます。

その素朴なイギリスっぽさがどこかサイケっぽくもあり、
サイケを志向してないのにサイケに近い要素があるという、
ここも次作の"Village Green"と共通する点と言えますね。

ただ、次作のようなコンセプトアルバムではなくて、
それぞれの曲が独立している感が強いのが特徴です。

"Village Green"にはシングル曲がなかったですが、
こちらはシングル曲やシングル向きの曲が多いです。

なので、とっつきやすさという点ではこちらが上です。

一方で一枚のアルバムとしての流れはやはり次作ですね。
ただ、どちらも非常に評価の高く甲乙はつけ難いです。

できれば両方合わせて聴いてもらいたい作品ですね。

アルバムはサイケじゃないはずがどこかサイケな
ふわっとした感覚のある"David Watts"から始まります。

続く"Death of a Clown"は今作の中でも特に好きな曲で、
美しく軽快ながらもどこか物悲しさを感じさせます。

他にもバロック色豊かな"Two Sisters"、次作の曲にも近い
"No Return"やシングルにもなった"Afternoon Tea"など、
前半から後半まで非常に充実した楽曲が収録されています。

特に面白いのが"Lazy Old Sun"で、サイケ志向じゃないのに
自分たちが表現したいものをストレートに描写した結果、
サイケそのものになるという彼ららしさがよく出ています。

そしてこのアルバムを語るうえで絶対に外せないのが
アルバムの最後を飾る"Waterloo Sunset"ですね。

[今回のYoutube]
ということで、Youtubeもその"Waterloo Sunset"です。

ロンドンにあるWaterloo駅の夕暮れを描写した曲で
そこで待ち合わせをしている男女が歌われていますが、
その美しさはまさにこの時期のThe Kinksが志向した
イギリスの素朴の風景の美しさそのものと言えます。

60年代を代表する美しい曲の1つと言っていいでしょうね。
彼らの最も有名な曲の1つでもあり、評価も非常に高いです。

この時代の美しい曲というとThe Beach Boysの
"God Only Knows"がまず思いつくところですが、
共通する美しさを持つもアプローチはほぼ真逆です。

様々な楽器を使い幻想的に仕上げた"God Only Knows"に対し、
こちらは素朴な風景の中から美しさを紡ぎ出していきます。

どちらも非常に美しい曲なので、聴き比べるのも楽しいでしょう。

The Kinks "Waterloo Sunset" (1967)
[Rock / Baroque Pop / Psychedelic Pop]
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テーマ : 洋楽ロック | ジャンル : 音楽

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