大勝軒 中華そば(タテロングカップ版)

エースコックの「大勝軒 中華そば(タテロング)」を食べました!

大勝軒の店主だった山岸さんは先日亡くなられましたが、
こちらのシリーズはこれからも続いていくみたいですね!

このシリーズが続くことで山岸さんの記憶が消えることなく、
これからも多くの人の心の中に残ってくれるといいですね!

大勝軒 中華そば(タテロングカップ版)

山岸さんが亡くなって以降のこのシリーズの商品としては、
おそらくはこの「中華そば」が第1弾にあたると思われます!

ここで「大勝軒」の最も基本である「中華そば」となったのは、
原点の味から再スタートしたいという思いもあるのかもですね!(*゚ー゚)

「中華そば」については4年前にも一度紹介していますが、
そのときとどのような違いがあるのかも気になりますね!

大勝軒 中華そば(タテロングカップ版)(できあがり)

4年前はノンフライ麺でしたが、今回は普通の油揚げ麺です!

ただ4年前は麺との相性の悪さを指摘しているのですよね;
ノンフライ麺でそういう評価になるのはかなり珍しいですが!

ちなみにこの商品もエースコックの縦型カップということで、
ふたをめくると中で液体スープの袋が粉まみれになっています;

そのかわりスパイスの袋はちゃんとふたに貼られてましたが!(゚◇゚)

まずはスープですが・・・うん、いい意味で正統派ですね!

現代的な正統派というよりは、古風な感触がけっこう強く、
鶏と豚によるスープにラードに強めの厚みを加えています!

さらにメンマの風味が入ることで古風なムードも出ています!
メンマの風味がするスープって何だか懐かしさがありますね!

醤油の主張は控えめで、醤油の鋭さはほとんど感じないです!
また魚介が軽く旨味を重ね、鶏油もちょっと入っています!

でも主軸にあるのは動物系のスープとラードの押しですね!

またスパイスは軽めながらもほどよい変化を加えてくれて、
正統派路線の中にちょっとしたひねりを与えてくれます!

実に素直な正統派ですが、非常に上手くまとまってます!
ラードがガツンと効いてるので弱さも感じさせないですし!

スープの原材料は豚脂、食塩、しょうゆ、でん粉、鶏・豚エキス、
砂糖、香味油、鶏油、植物油脂、魚介エキス、ポークコラーゲン、
香辛料、オニオンパウダー、メンマパウダー、コンブエキスなどです!

麺はけっこう太めの平打ちの油揚げ麺となっています!

あっさり系に太めの油揚げ麺ということで不安でしたが、
これが意外にもスープとの相性が良かったので驚きました!(=゚ω゚)

まずスープのラードが強かったことで麺に負けなかったですし、
麺もスープの風味と上手くなじんでいたのが良かったですね!

おそらくこれは麺につけられている下味の効果でしょうね!

麺の原材料を見るとしょうゆ、鶏・豚エキスなどが入っていますが、
これによってスープを吸わなくても単体でスープと上手くなじみ、
これがあっさり系ながらも麺勝ちにならなかった理由の一つでしょう!

カップ麺では麺につける下味も一つのポイントではありますが、
この商品についてはその特性が非常に上手く生かされてましたね!

麺の量は多めの80gで、カロリーは437kcalとなっています!
脂質は17.2gで、麺の量を考えると普通の水準ですね!

具はチャーシュー、なると、メンマ、ねぎという構成です!
いかにも懐かしい中華そばの具といった組み合わせですね!

チャーシューはいかにもカップ麺的なものではありますが、
縦型カップだと不思議とこれでも不満は感じないのですよね!

縦型に入るチャーシューはカットされていることが多いので、
こういう大きな1枚がそのまま入るケース自体が珍しいですし!

あとはなるとがいやに多かったのがずいぶん印象的でした!

オーソドックスで古風な中華そばの良さをちゃんと出しつつ、
この手の路線で課題となるスープと麺の相性の問題もクリアと、
事前の期待度以上にしっかりとまとめられた仕上がりでした!

安心して手に取ることができる中華そばでございました!(゚x/)モッキリ

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テーマ : カップ麺 | ジャンル : グルメ

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